今年のテーマは「和解」
今年で第6回を迎える、マインドフルネス研修会2-dayワークショップの開催のご案内です。
当研修は、マインドフルネスの世界的なリーダーである、ティク・ナット・ハン禅師の教えに学ぶ医療者・心理職者向けのマインドフルネス研修です。
ただし、マインドフルネスや心身医学に興味のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。
ティク・ナット・ハン禅師は「和解」は癒しの過程に重要な役割を果たすと説いています。
私たちの心の中には、怒り、憎しみ、批判、差別などの負のエネルギーが存在します。
私たちが平穏に人生を送りたいと思うのであれば、それらの上手な扱い方を習得し、敵視している対象と和解する必要があります。
和解とはすなわち、友となるということ。
その相手は他者であり、世の中であり、何より自分自身です。
また、病気や死をも含むでしょう。
いたずらに相手を敵視し攻撃することは、平和や癒しをもたらさないどころか、さらなる苦しみをもたらしてしまいます。
マインドフルネスの実践は、自他との和解の実践であり、痛みや苦しみとの和解の実践です。
人々の苦しみに寄り添う医療者、心理職者のみなさんにとって、必要不可欠な要素ではないでしょうか。
ぜひ、この2日間のワークショップで、皆さん自身やサポートする相手にとって大切な「和解」について、世界各国からの専門家と共に学び、実践し、日々の臨床に活かしてください。
なお、今年度の会場は、昨年新設された昭和大学の上条記念館です。建築や空間が美しく、思わず呼吸をしたくなる空間、まさに、マインドフルネスの実践にふさわしい場です。
どうぞ、お仲間とお誘い合わせの上ご参加くださいませ。
大会長 髙宮有介 (昭和大学医学部教授)
実行委員長 川畑のぶこ(NPO法人ハートシェアリングネットワーク理事長)
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