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Stage4をぶっとばせレポート

遅ればせながら、4月9日に開催された「Stage4をぶっとばせ」がんでも幸せ〜乳がんサバイバーシップフォーラムのレポートをお届けします:

当フォーラムはご予約時点で満席となりキャンセル待ちの方も多く出てご迷惑をおかけしてしまいましたが、無事盛会にて終了いたしました。

フォーラム前半は、冒頭に保坂隆医師によるがん患者さんの心のケアの歩みと、未来の可能性についてのプレゼンテーションが、続いて原田美佳子医師より世界各国の様々な治療法の紹介とそれら治療との健全な関わり方について統合医療の可能性からプレゼンテーションが、そして川畑のぶこカウンセラーによる心理面が身体やがんに与える影響、心理療法や瞑想の可能性についてプレゼンテーションがありました。

休憩時間に梅田陽子氏によるマンド・ボディーエクササイズがあり、たくさんの笑いとともに、ご参加者の皆さんの身体と会場の空気が一気に揉みほぐされました。

後半は、今回のフォーラムのメインである、Stage4サバイバー4名によるパネルディスカッションが行われました。

「ぶっとばせ」というタイトルから、がんをやっつける闘病のハウツーがシェアされるかと思った方も多いかもしれませんが、壇上では全くそれに反するやりとりがされました。コピーライター、ジュエリーデザイナー、会社員、専業主婦、それぞれ個性豊かな人生を歩んでいらっしゃるサバイバ−4名は、がんがあろうがなかろうが、そしてがんの進行度が何であろうが、自分のケアは大切にしつつも、病気にとらわれることなく、いかに人生を豊かに生きるかをそれぞれの実体験でシェアしてくださりました。

がんを人生の不幸な体験としてでなく、自分自身の成長機会としてとらえて前進する彼女たちの姿に、会場からはあたたかな涙とやわらかな笑顔が溢れました。

回収されたアンケート結果からは異例の満足度の高さが伺われ、「これまでに無い患者フォーラム」という声も多くあがりました。

今後は全国でこのようなイベントが開催できるようにしたいと思います。

ご参加できなかった方たちの声にお応えすべく、ハートシェアリングメンバー(NPOサポート会員・無料)にご登録いただいた方には、一部でもフォーラムの概要を動画で配信できるようにしたいと考えておりますので、ご登録がお済みでない方は、是非この機会にご登録いただけましたら幸いです。

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当日のスナップ写真をお届けいたします。

Stage4をぶっとばせ